日本と海外では転職活動にどんな違いがあるのか

海外と日本の転職への考え方はここが違う

日本では「終身雇用制度」が長くから守られてきたという背景があります。
それが崩壊した原因の一つとして日本経済が不況に陥ったということもあるでしょう。
昨今では皆さんが一度は名前の聞いたことのある大企業ですら経営がうまくいかなくなり、結果として早期退職や一部事業を売却するなどの策にでているのです。
また売手市場と言われている最近の転職状況であったとしてもまだまだ非正規雇用も一定数はあるということです。

ちなみに欧米では、エンジニアやITといった業界では数年に一度のペースで転職することは、ごく一般的なことなんだそうです。日本でも年齢の割に転職回数が多いという人もいますよね。特に日本の場合転職回数が多いと新しく転職活動を始めたときに不利になるという話も聞いたことがあります。

欧米ではそれが普通のことを考えるとやはり文化の違いが大きいということなのでしょうか。。。
話を戻しますと、欧米で転職活動が盛んな理由として、良いいい条件を求めていることもそうですが、何よりも自分のためになる転職を望んでいるということでしょうか。
海外における雇用のあり方としては「何ができるのか」「どんなことを経験してきたか」など特定の仕事に特化したいわゆるプロフェッショナル志向が背景にあるかと言われています。

働き方の違い

【ドイツ編】
ドイツは真面目な人が多く、日本とも国民性が近いと言われているのをご存じですか?
一般的に残業はないと言われていますが、もちろん全くないという訳ではなくサービス産業なども存在しているようです。
その中でも一番日本と異なるのが「労働時間貯蓄制度」というもの
これは、例えば今日残業を2時間したとしたら次の日には、その分早く変えることができる調整が可能というような制度なんです。今の日本ではなかなか考えられないような制度ですが、自己主張はしっかりとするというドイツ人の国民性があるからこそ成り立っているといえるかもしれません。

【中国編】
仕事とプライベートをしっかりと切り分けて考える欧米の国々に加えてアジアではどうなのでしょうか?
例えば、世界一の人口を誇る中国では、日本よりも年間の平均労働時間が多いとの結果がでています。
しかも一日当たりの平均自由時間は約2.3時間とアメリカやイギリスなどと比較しても圧倒的に少ないということが分かっています。また最近では週休3日制の検討もされているようで、このことからもアジア地域は労働時間が多いと言えそうです。

【シンガポール】
同じアジア圏でもシンガポールではどうでしょうか?
シンガポールは世界各国の企業が進出し様々に発展を遂げていますが、実は有給休暇取得率は93%とワークライフバランスが取れた働き方ができていることが分かります。またシンガポールには、普通の有給休暇と異なる「有給病欠」という制度もあるんです。こういった制度のおかげで有給取得率は高いと言えるのかもしれません。

まとめ

今回のメルマガでは、視点を変えて日本と海外における転職に対する考え方の違いを紹介してきましたが改めて記事を読み返すと国や住む地域によってこんなに違いがあるんだなと私自身そう感じました。皆さんはいかがだったでしょうか?日本に住んでいれば自分の国のことを考えるのは当たり前のことですが、同じアジア地域の国々でこれだけの違いがあります。もちろんどの考え方が正解・不正解ということはないと思いますが、その話を知ることができただけでも大切なことなんだと考えています。

それは「広い視野」を持つことだと言えます。

一見関係のないことに思えても、実はそこから糸口が見えてくることだってあると思います。
当メルマガでは、少し趣向を変えて海外の転職事情がどうなっているかを紹介してきました。
転職以外でもいえることですが、視野を広く持つことは大切なことだと思います。

是非皆さんも少しだけ視野を広げて、今までとは違った角度から見てみることでこれまでには見えなかったもの、考え方が分かるようになるかもしれませんよ。